木を活かした建築を創る

木を活かした住まい

森の中から木を伐って家を建てると森林伐採で地球環境を破壊する行為ではないかと考えている方もいるのではないでしょうか?

確かにアフリカや南米の開発途上国を中心に色々な要因によって森林破壊は進んでいるようです。

森林破壊と木材の活用とは別個に考える必要があります。

現在、世界中のすべての国で森林が減少しているわけではなく、先進国を中心に森林の蓄積が増えている国はいくつもあります。

我が日本もその国の一つでです。

森林破壊とは違う木材の活用とはどのようなことを意味しているのでしょうか。

地球温暖化と二酸化炭素の吸収

地球温暖化問題を解決するには空気中の二酸化炭素を減少させる必要があります。

その方法としては排出する量の削減と現在大気中にある二酸化炭素の削減・吸収です。

つまり、自分たちの目の前に植物が育つということは、その分だけ大気中の二酸化炭素濃度が減ったことを意味しています。

植林と伐採のサイクル

森林を増やせば二酸化炭素の吸収力が上がることは確かですが、森林にもある程度年数が経つにつれて二酸化炭素の吸収力が減ってきます。

そこである程度成熟した森林には若返りのために伐採を行い、その代わりに新たな苗木を植え植林します。

するとまた森林は二酸化炭素の吸収力が高まるのです。

木材の上手な利用

しかし伐採された木材をすぐに燃やしてしまっては、二酸化炭素に逆戻りです。

せっかく長い年月をかけて成長した木材も地球温暖化防止の観点からは一瞬にして台無しです。

つまり木材を上手に活かすこととは、木材をできるだけ長い期間木材として存在させて利用することにあるのです。

この地球上に植林サイクルの中から発生した木材が、その後の利用方法によりストック(保持・保管)されていき、木材が長く利用されていけば二酸化炭素の量が大気中からどんどん減っていくのです。

住宅を木造で造るという意義はこうした地球的な規模から見ても、非常に大切なことです。

一度に大量の木材を地球上に留めておくことができるのは木質系建築物のような物が有効な手段の一つであると思われます。

30年~50年経っても木材ならばリサイクルできるというメリットもあります。

材料によっては建て替える際に再び利用できるのも木質材料の大きなメリットです。

また、木材にはさまざな効用があり人間にとってもありがたい貴重な存在です。

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